2025/08/15~21のお題
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今回のお題は kurohituzi_nove さんが決めました。
窓の外から盆踊りの音が風に乗って微かに聞こえる。ああ今日はもうお盆だ。精霊馬に乗って今年もアイツが帰ってくる。今年の精霊馬はちょっとすごいぜ?キュウリで作った新幹線だ!だから超特急で帰ってこい。帰りはナスで作った蝸牛だ。これでゆっくり帰れ。お盆のUターン渋滞みたいにじりじりとさ。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) August 15, 2025
川面を撫でる風 灯籠がゆらめく
— チュウビー (@TueBee_TuePea) August 15, 2025
藍色の空に 鈴虫が夢を鳴らす
精霊馬は駆ける 黄昏の村道
遠い面影を 背にそっと揺らして
火影が輪を描く 人影ひとつ
ボンダンスの唄 月が静かに照らす
伸ばした指先 温もり求めても
触れた瞬間に 夏の風が攫う
「ショーリョーマ、初めて見た」
— Reddy HiZack (@redhizack) August 15, 2025
「ショウリョウウマな。実家でやってなかったのか?」
「ウチはしてない。てかショーリョーウマだと“小さい馬”みたいやね。ポニーかよ!みたいなw」
「? 少量馬か。響きだけじゃないか」
「響きやったらキヨーレオピンていうわ」
「キョーリョーピン?」
「は!?💢」
胡瓜は一袋に三本あった。ひとつは馬にしたから、あと二本ある。
— 山口 実徳『列車食堂』文芸社 (@minori_ymgchi) August 15, 2025
墓参りで、暑さにやられてしまったみたいだ。倒れるように帰宅して、残った胡瓜をそのままかじる。
精霊馬と精霊牛は「暑さに負けるな」のメッセージかも知れないな。
身体が動くようになったら、茄子を晩ご飯にして内から冷まそう。
EDMのリズムに乗った者たちがサークル状になって踊っているうち、トランス状態になってきた。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) August 15, 2025
「こうして彼岸のスピリッツを身に受けることで、子孫繁栄のエネルギーとするのだ」
「ボンダンスにそんな由来が」
歴史学者は頷いた。
「人類が銀河を版図としても、失われない伝統がここにあるのですね」
精霊馬の気配がしたら、ボンダンスの輪に加わろう。死者も生者も入り混じる、彼岸と此岸の境目で、僕たちは再会するのさ。やあ、今年も会えたね。こちらに来るのは早いから、健康には気を付けて。僕は君を愛している。ともに人生を歩めて最高にロックだった。だから、生きて幸せになってほしいんだよ。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) August 15, 2025
東方の降霊術だ。星辰の揃いし日、馬を象った野菜を媒介として、冥府より死霊を召喚する。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) August 15, 2025
狂ったネクロマンサーはその術により大量の死霊を召喚。現世に地獄を顕現しようとしていた。
彼の城周りにあった広大なキュウリ畑は、近隣の農夫たちの協力により刈り取られたと報告されている。
1年ぶりに帰省した妹が、何故かドヤ顔でビニール袋を取り出した。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) August 15, 2025
「じゃーん! 白馬と白牛です!」
そこに現れたのは珍しい白いキュウリと白いナス。
「これでじいちゃんとばあちゃんは白馬の王子様とお姫様になってご帰宅ってわけですよ」
妹は得意げに白いキュウリとナスを精霊馬に仕立て上げた。
#みんなで140字小説
— 清見こうじ@🐏📖推しな🍊😺 何でも屋系クリエイターVTuber (@seki_kouji) August 15, 2025
「キュウリ買わなくちゃ……あ、いい感じに曲がったの見っけた!」
「ナスもいるよね?」
「あ、ナスはいいかな」
「え、買い置きあったっけ?」
「いや、昨日浅漬けで使っちゃったけど……また食べるなら買うよ?」
「いや今日はいい」
「じゃあ、いらない。……帰さないから」
迎え火の宵、胡瓜の精霊馬が露を蹴り、茄子の牛がゆるやかに星を揺らす。
— 早見 羽流@創作用アカウント (@uiharu_saten) August 15, 2025
海辺では太鼓の音が夜を震わせ、盆踊りの輪が灯りの花を咲かせる。
踊る影はいつしか、懐かしい面影と重なる。
魂たちは笑みを残して波間へ還り、やがて夢のように消えていく。
明け方、その余韻だけが潮風に溶けて漂っていた。
『ボンダンス』#みんなで140字小説
— 梅酒#140字小説 (@Iwjpt56kC) August 16, 2025
#みんなで140字小説
— 鈴木天丼 (@tendon_hitsuma) August 16, 2025
「精霊馬」
こんなお盆でもええですやん?
極楽には次々と精霊馬たちがやってくる。
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) August 17, 2025
「どこだみんなで競争しないか!」
うちの初代ご先祖様がそう言い出した。
みんなノリノリで馬にまたがる。
…血は争えないなぁ。
夫もノリノリだ。
「何してるんだ母さんいくぞ」
元気な孫たちの顔は私だって早く見たい。#みんなで140字小説
精霊馬競走!
ブラジル生まれの遠い親戚の子が遊びにきた。
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) August 17, 2025
何でも僕の大叔母さんの子孫らしい。
とても陽気な性格なんだけど僕にもダンスを踊れって言ってきた。
何でも彼は踊るのが大好きらしい。
どうしよ…どうしよ…
そうだあれだ!ボンダンス!
ご先祖様とボンダンス!皆一緒にボンダンス#みんなで140字小説
No.643
— 高樫 陽雪 #140字小説 /公募勢 (@youse2_takaga4) August 17, 2025
『精霊トラ馬』#140字小説 #みんなで140字小説 お題:精霊馬
調べたら精霊馬は平安のころからやっているようです😌
お盆も終わり、今日は1日ゆっくりと過ごし明日から仕事。イヤだ、認めたくない。まだ、お休みだもん。ボクは運命に立ち向かうべく現実逃避のお昼寝をする。
— 小森彩華@140字小説書き (@ja6O4Je8mL25687) August 17, 2025
おかしい、見送ったはずのナスがボクの隣にいる。頭上からはキュウリが降ってきている?
ゴッ!!と鈍い音がなり、ナスがゆっくりと昇っていく。
「今年お前んとこ何だった?」
— 三屋城衣智子@WEB小説・裁縫・絵 (@Popkonurikabe) August 18, 2025
「ん? ああ、ハーレー」
「ギリセーフか」
「お前は?」
「ドローン」
「まじ? それ乗るとこあんの?」
「上に乗るらしい」
「魔法の絨毯かよ、安定性なくて落ちるぞ」
「今から怖え」
「……俺んとこバドミントンシャトル、乗せるとこねーよ」
「「「まじかー」」」
「このキュウリでできたバイクとかロケットは何?」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) August 18, 2025
『ふふ、特製の精霊馬よ。急いで帰って来てほしいもの』
ばあちゃんが顔を赤らめる。今日はじいちゃんの初盆。よっぽど惚れてたんだな…でも、
「じいちゃん免許持ってなかったし、ジェットコースター系苦手だったけど事故せずに帰ってこれるかな?」
「何が西欧列強と互角の外交だ!」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) August 20, 2025
社交ダンスに不慣れな日本人を見て外国人が笑う。
「見てらんねえや」
給仕の男は屈辱に堪えかねて踊りだした。外国の要人達が彼を囲む。
『What’s?』「どぅゆぅのぉボンダンス?」
楽しげな男につられ一人また一人と踊り始める。
鹿鳴館に祭囃子が響く。盆踊りの熱狂!


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