2025/06/27のお題
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最近の学校ってさ、猛暑日にプール禁止令が出るんだってな
— くろひつじ (@kurohituzi_nove) June 27, 2025
水温高すぎて逆に熱中症になる子が多いらしい
暑いからプールに入るのに熱中症になるとか意味わからんよな
いやッ!違うッ!この状況ッ!
何者かのスタンド攻撃かッ!?
水を熱湯に変える能力ッ!
つまり犯人はッ!!#みんなで140字小説
気がつくとボクは床に横たわっていた。
— 小森彩華@140字小説書き (@ja6O4Je8mL25687) June 27, 2025
そうなる前の記憶が曖昧だったが、徐々に今の状況を理解し始めた。
まず衣服がはだけ、腋の間に冷たい物が挟まっている。
なるほど、熱中症だね?
親切な人が応急処置だけしてどこかへ行ったのかな?
キミが大慌てで走ってきてくれた。
もうすぐ救急車がくる。
今年初めてのプールの授業。きらきらと水は酷暑の陽光を反射する。君が抜き手を切って水中を行く。正確なストロークのクロール。まるで水の中で暮らす生き物みたいだ。その姿がちらちらと水面に映る度、僕の胸は高鳴る。くらくらと日差しが眩しくて。プールサイドで君を見つめる僕はすっかり熱中症だ。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) June 27, 2025
夏本番を前に茹だるような暑さだ。やり過ごそうと麦茶と団扇を両手に縁側へと腰掛けた。ふと、庭の草花が目に入る。芍薬は凛と立ち、牡丹は優雅に咲き、百合が涼しげに揺れている。思い思いに色づく様は暑さ知らずで熱中症などないかのよう。そんな彼らに私の心も軽やかに揺れ動く。#みんなで140字小説
— あめだま@なろう (@morebetteronion) June 27, 2025
近所の学校から、騒ぎ声と水音が聞こえる。プール開きしたんだな。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 27, 2025
プール開きといえば子供の頃、プールの底がういーんと開いてロボットが発進するとか妄想したっけ。
けど、あんなことしたら水道料金が大変だろうな。なんて心配してしまう、僕は今年もどうせ泳ぎに行かない大人になってしまった。
昔は熱中症とか知られてなかったから、部活やってても水を飲むなと言われてたんだよな。そんな時に仲間が倒れた。するとコーチはカンカンに怒る。この程度でバテるとは根性がないのか! あれ熱中症だったんだな。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 27, 2025
そいつがどうなったか? 根性どころか、熱中症で体温までなくしたよ。
夏期講習に部活の引退試合。みんなの熱気にあてられて熱中症になりそうだ。ぼくには情熱を注げるものがないから、仲間からはぐれた感覚になる。寂しいときはプールの底を目指して泳ぐ。水は優しい。ぼくの孤独を産毛の先までなぐさめて、息継ぎの仕方を教えてくれる。空が青い。大丈夫、良い夏になるさ
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) June 27, 2025
#みんなで140字小説
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) June 27, 2025
子供の頃によく訪れた市営プールは、いつの間にか閉鎖されて、時を止めたよう佇んでいた。
もう水の気配さえなく、蝉の声だけが遠いあの日への道しるべ。
目を閉じれば、子供たちの喧騒、水の音、揺らめく水面、刺すような日差し。
全て思い出せるのに、プールは眠っている。
娘を追いかけて慌ててスポーツドリンクのペットボトルを渡す。
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) June 27, 2025
「ちゃんと水分補給するのよ」
「分かってるよもう!」
娘の学校は先週からプールだ。熱中症予防でスポーツドリンクを持って行っても良いらしい。
…時代は変わったなと思う。#みんなで140字小説 https://t.co/b4fEvI6Lgs
#みんなで140字小説
— りねん翠 (@sui_rinen) June 27, 2025
ナイトプール、光る水面、きらめく髪。
彼女が笑うたび、まるで全部が許された気がしてしまう。
「奥さん、こういう所連れてくるの?」
「……ない」
「そっか」
照明が虹色に変わる中、ふいに彼女が手を握った。
彼女の視線が、静かに誘ってくる。
(ねっ、ちゅーしよっか……!)
くらくら、ぐらぐら。
— くゆら(´・Σ・`) (@kyr_trpg) June 27, 2025
視線が揺れる。ふわふわ夢見心地のような、地に足のつかないような心地。
まるで恋をしているみたい、なんて、擦り切れた古典小説じみた文言が浮かんでは泡と消えて。
熱に浮かされているのは今が夏だから? それとも重力に勝っているから?
火照る体を浮かべて、水面に揺蕩う。
灼ける陽射しにふらつきながら、彼はひとり、古びたプールにたどり着いた。
— 早見 羽流@創作用アカウント (@uiharu_saten) June 27, 2025
水面はまるで鏡のように静まり返り、そっと足を入れると、冷たさとともに風景が揺らぐ。
熱中症のような眩暈の中で、空と水と自分の境界が溶けてゆく――まるで夢の中にいるみたいだった。
「一旦休憩」
— 沙奈川⋈渉 (@syow_sanagawa) June 27, 2025
君をベンチに座らせて麦茶を差し出した。ごくごくと飲み干す君。
「何か頭にかぶるもの用意すれば良かったな」
「熱中症を心配するにはまだ早いよ〜」
「セミの抜け殻探すにもまだ早いけど?」
「今朝鳴いてたもん」
また抜け殻探しに熱中しだす君。
そんな君に私も熱中してるけどね。
浮き輪にお尻をすっぽり嵌めて、お空を見上げて寛ぐ君が流れるプールで流されている。
— 沙奈川⋈渉 (@syow_sanagawa) June 27, 2025
「あ~、気持ちいい」
私は隣でビート板を抱えて流されながら
「あれ、この板で泳ぐ練習するんじゃなかったっけ?」
「もうちょっとプカプカしてたい」
そういう事なら私は君の可愛らしさをプールしておこうかな。
去年の僕とはひと味違うぞと男の子の前に立つと、今回はちょうど目が合った。
— 夏秋静真 (@shizuka_kasyu) June 27, 2025
すかさず頭のてっぺんを引っ張るように力をこめるも、「ズルはダメだ」とおじさんやみんなが頭や体を押さえつけた。
僕の抵抗は排水口に集う水のようにむなしく、そのフィルターは世界平和など欺瞞だと確かに嘲笑していた。
ペットボトルの水を飲む。
— 鈴木天丼 (@tendon_hitsuma) June 27, 2025
熱中症予防には水分補給だが、スポーツ飲料では体に良くないからだ。
「ねぇ、それちょーだい」
幼なじみの彼女に奪われ一口飲まれた。
「ありがと!」
満面の笑顔で去っていった。
水は残っている。喉は渇いている。
再び水を飲んだ。
無味であるはずなのに、甘く感じた。
-ちがうよ。ひろくんがそうしてあげようって言った
— buhio (@buhi_oh) June 27, 2025
-ううん。今はいない
-泳ぐのは好きじゃない。怖いから。だから少しづつプールに入れてあげたの
-知らない。手はひろくんが持ってるかもしれない
ー猟奇事件 少年Aの供述記録3ー#みんなで140字小説
「熱中症をゆっくり言ってみて」
— コアキ@Refrein (@koaki2850) June 28, 2025
彼女はそういった。
「小学生じゃないんだから」と親友は笑って返した。
「冗談じゃないんだけど…」と彼女は真剣な眼差しで見つめていた。
親友はその眼差しに絆された…
そして親友は彼の顔に手を当ていった…
「ねえちゅうしよ」
そして彼女らは夏より燃えた
照り返すアスファルトに
— チュウビー (@TueBee_TuePea) June 28, 2025
溶けかけの影が揺れる。
誰もいない校庭の隅、
鍵の壊れたプールには、
昼間の陽射しがまだ残っていた。
水はかれ、
底で蜃気楼のように揺れる記憶だけが、
僕らの夏を呼び戻す。
誰かが笑った声が、
遠くで熱中症のように響いた。
#みんなで140字小説
— 犬夢 恋兎音【非公式】Calbee宣伝大使 (@inuyumekotone) June 28, 2025
君を見てると体温が上がってフラフラしてくるよ。これは熱中症かな?目の前で汗ばむ君を見て君をこのまま凍らせて氷の像にして抱きしめたくなる。今から君を業務用冷凍庫に閉じ込めようと思う。どれほど美しい氷の像が出来るのか想像するだけで美しさにクラクラする。
ごめんね。病室の母はそう言い私の頭を優しくなでた。父はポロポロと涙をこぼし母をみつめていた。
— buhio (@buhi_oh) June 28, 2025
もう20年か…ドレス姿の私を見た父はまたポロポロと涙を流す。私にも優しい家族が作れるだろうか。
大丈夫…
煌めくキャンドルの先に、そう言って笑う母の姿が見えた気がした―#みんなで140字小説 母
水中メガネをかけて、プールの底から太陽を見ているのが好きだった。ギラギラとした日差しが水面で分解されて、その切れ端が花びらみたく、身体に降り注ぐ感覚がするのだ。あまり長く息は止められないし、監視員にばれると怒られてしまうが、その何秒間かだけは、あの頃のわたしの唯一の居場所だった。
— ammr (@ammr_suno) June 28, 2025
砂漠で遭難をし、脱水で意識を失う寸前の俺は、いじわるな悪魔の幻覚を見た。一口の氷水か十リットルの熱湯を与えてくれるという。迷わず熱湯を選ぶ。「冷めたら皆で飲め。俺はどうせ……こいつに魂を取られるから」遠のく意識の片隅で、部下たちが何か言っているのが聞こえたが、それもやがて止んだ。
— ammr (@ammr_suno) June 28, 2025
目の前の星の瞬きが過日の記憶と重なる。
— Reddy HiZack (@redhizack) June 28, 2025
訓練用スーツ越しにさざめく水面の輝き。
無重力・真空域の船外活動の訓練は重力と浮力が釣り合った深度のプールで行われる。
六時間に及ぶ潜水後はへとへとだ。
今、機内は危険信号の赤ランプに染まっている。
不思議とプールに浮かび漂うように穏やかだ。
8月も残すところあと数日。
— Reddy HiZack (@redhizack) June 28, 2025
さすがに戒めねばと音を立てて床を踏む。
「宿題やった?」
「これ終わったらやる」
学期中と変わらぬ返事。
「ゲームで泳げても意味ないでしょ」
「パッ」
泳げない息子はウェアラブルのコントローラーを振り回し画面に合わせ息継ぎした。
「熱中症やな。水かけたろか」
足首まで浸かるプールの水をデッキブラシで弾いていく。短いスカート、固められた髪ときどき茶髪。身だしなみ指導対象の集まりは、誰も罰とは思っていないほど高い声をあげていた。濡れ衣は斜陽のまぶしさでも晴らせない。底に溜まった鬱憤はまた明日、高く張られた水面に浮かんですくうしかないのだ。
— 緒田満月 (@oda_maki0409) June 28, 2025
#みんなで140字小説
— 祐里 (@ogura_kinako_) June 28, 2025
お題「プール」or「熱中症」
温い風が汗ばむ肌をかすめ、プールサイドのざらざらに、急に心許なくなる裸足。
「そんな格好してるから」
流れればいい。
「そんな時間に外を歩くから」
全部流れればいい。
勢いよく水に飛び込むと早朝の蝶が一頭水に流れ、ぶるりと震えた。
常に快適な体温状態をキープする携帯デバイスが開発され、空調問題は完全に解決された。それは屋内に留まらず、屋外での使用にも対応していた。そのおかげでかつての熱中症は歴史に埋もれることとなった。代わりに、最近は作業し過ぎという熱中症が猛威を振るっている。#140字小説#みんなで140字小説
— 高樫 陽雪 #140字小説 /公募勢 (@youse2_takaga4) June 28, 2025
月夜に輝く水面。プールで泳ぐ彼女を初めて見たのはいつだろう。暑苦しく寝つけなかったあの日。カーテンの隙き間から覗く月に誘われふらり外へ。灼熱の余韻が身体にまとわりつく中、涼を求めて彷徨い歩き、聞こえてきた水音の方へ足を向ける。
— かたかな (@zEPcOF3ICVKM6hJ) June 28, 2025
息を飲むほど美しい女性が月明かりの下、泳いでいた。
先生、屋根は大事ですね。日差しを避け雨を凌ぐ屋根は。屋根のない家を想像して下さい。屋根のない家の午後を。手には日傘。日傘のち雨傘。熱中症orプール。昨日の大雨、排水のために僕は窓を壊したのでした。ええ、風も強かったですものね。仕上がった宿題などは全て飛んだり流れたりしましたから。 https://t.co/OUZrADypO3
— 花明 #140字小説 (@OKR2ZDzHSZ980) June 29, 2025
熱中症
— 田沼白雪/雅号 白凪希悠(しらなぎ きゆ) (@snowwhite_tnm) June 29, 2025
真夏の炎天下、僕は熱中症で倒れた。
意識が朦朧とする中、僕の体から汗と共に意識が流れ出ていく。
地面に染み込んだ汗が、泥濘と化し、無数の顔を浮かび上がらせた。
それは、過去に熱中症で倒れた人々の怨念。
僕の体は泥に沈み、新たな顔として加わる。#みんなで140字小説 https://t.co/abRECTDCV5
ゆらゆらと揺れる
— ノノカツ♌️🎪🔥 (@NEXT_ZERO_ZERO) June 30, 2025
ぷかぷかと漂う
いつの日かクラゲになりたいと小さい頃思っていたなと思い返す
空を見上げて何もせず、浮いているだけで時間と心の固さが溶けていく
そんな日々を過ごしていたかった
心を空に
次に向かうために重く張り付く水面から手をあげて明日を掴むために動き出すだけでよかった
私のすべてを、歯も皮膚も髪の一筋も……魂の一かけらさえ残さず溶かし込んでください。
— 霧山 (@kiriyama96) July 1, 2025
いのちの海へと還してください。
――いいえ。いいえ、どうか悲しまないで。
銀のあぶくを吐く魚、春を歌う小鳥、緑陰を差しかける木が私から生まれ続けて、あなたをずっと独りにしないから。#みんなで140字小説
頭に生えた桜を抜くと、水が貯まって池になった。
— 山口 実徳『列車食堂』文芸社 (@minori_ymgchi) July 2, 2025
俺が身を投げるより先に、池はプールにされちまった。
花見も釣りも迷惑だったが、プールも騒がしい。
溢れた水が顔にかかり、我慢ならなくなった俺は、プールサイドから見回りをした。
そのとき、小僧が飛び跳ねる。
こら! 飛び込み禁止だぞ!
飛び込み台の上
— 三屋城衣智子 (@Popkonurikabe) July 4, 2025
逆さまなら世界が正しくなるかといえば、そうでもなかった
自分が正しいとも、思えなかった
ただ足元には空があってけどそれは作り物で
倒す足先にも空はずっと広がっていて決められた青だ
水面との衝突後に見えた色すらも作られていて
騒ぐ先生と級友の喧騒、上と下の世界
外側は宇宙
「熱中症? なにそれ」
— 三屋城衣智子 (@Popkonurikabe) July 4, 2025
「地球星の流行り病だったらしい、熱中し過ぎな人間をそう診断して隔離したとか」
「それで、封じ込めできたのか?」
「今のこの状況を見ると、無理だったみたいだ」
地表を見やると、虚ろな目をしながらただ淡々と、日々の仕事をこなす人間。
その数はもうまばらなのだった。



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