2025/09/19~25のお題
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今回のお題は @hamathunder さんが決めました。
いきなり壁際に背中を押しつけられて、接近された。そのまま、キスされるかと思った。ばくばく言ってる心臓に静かにしろと命じても上手くいかない。「どんなに泣き叫んでも、もう、帰しませんから。お覚悟を」「そんなモノとっくに済んでる。だから、もう焦らさないで」「……優しくいたしますからね」
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) September 26, 2025
やはり男性なら壁ドンするくらい強引なくらいが魅力的よね。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) September 26, 2025
邪竜の怒りを静めるため、姫巫女は生贄に選ばれた。そして竜の牙がかかろうとした瞬間、神殿の壁が打ち抜かれる。戦鎚を手に豪傑が姫を救いに来たのだ。彼は邪竜の頭蓋を打ち砕く。
「くらいの」
「異世界の壁ドンは激しいなー」
溺愛されている自覚はある。登下校はもちろん、お昼ご飯も必ず一緒、危ないときは壁ドンで守ってくれる。「たまには言葉が欲しい」とお願いをしたら、口下手な恋人が私の耳元に唇を寄せた。緊張から、空回りした空気が耳たぶに触れる。熱い。慌てて顔をそらした。だめだ。「好き」はまだ早かった。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) September 26, 2025
#みんなで140字小説
— アンガス・ベーコン@創作アカ (@little_Angus) September 26, 2025
「壁ドン」
ユウヤはサオリをビルの壁に押しつけた。そしてサオリを覆うように、ドン、と壁に手を突く。サオリの胸は恋の高鳴りで破裂しかけた。「ユウヤ……?」「賊を欺く芝居です。お許し下さい、お嬢様」賊はサオリの仕込みであった。サオリのユウヤ落とし作戦、またもや失敗。
妻を亡くしてから、男はいっそう娘に過保護になった。近所の人たちはそれを見て、奥さんを愛してたのねと噂する。だが娘は見てしまった。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) September 26, 2025
家でめそめそ泣く父の見ている写真が、母ではない、知らない女性だったのを。
以来娘は、父が誰を愛していたのか分からなくなり、気味が悪くて堪らない。
弟が家のガレージの壁をどんどんと叩いている。
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) September 26, 2025
「ちょっと何してんの相撲の張り手?」
「お姉ちゃん壁ドンってやつが流行ってるんだって」
いやいやいや… そんな力いっぱい壁ドンされたら怖いでしょ…
数日後、弟がレスリング部の女子に張り手?をして負けたという話を聞いた。#みんなで140字小説
少し前に彼女と海に行った。僕は彼女にかっこいいところを魅せたくて、サーフィンボードをレンタルした。
— 候 (@EJa6wt2MTL92736) September 26, 2025
静岡県に太平洋から流れ出ていく波に乗っていたら、大きくてピンクな波に僕は攫われた。
あぁ、溺れるんだな。
目の前は心がドキドキするピンクの海だった。
望みたい、名前の無い君との幸せを。
「先生、主人が最近、足腰が弱っているのか壁によく手をつくんです。何か薬はありますか?」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) September 26, 2025
『大丈夫。心配いりません』
「ではなぜ?」
『この前、若者から<壁ドンで簡単に女性を落とせる>という話を聞いたせいでしょう。奥様から<鏡を見なさい>とでも言ってあげて下さい。それが一番の薬になります』
「僕は愛に溢れた人間だ
— 高樫 陽雪 #140字小説 /公募勢 (@youse2_takaga4) September 27, 2025
「君も愛し尽くす
「溺れるほどの愛を捧ぐ自信がある
「連絡もマメにするし、
「毎日可愛いと言う
「なのに、なぜだ
「なぜ誰も僕の妻にならない
「プロポーズの言葉も用意済みだ
「この愛を受け取ってくれる人はいないのか
「この胸に溢れる愛を」
「出来合いの愛は要らない」
月影に揺れる夜 胸のざわめき隠せず
— チュウビー@3Q大喜利×AI音楽クリエイター×執筆 (@TueBee_TuePea) September 27, 2025
刃より鋭い瞳 君をただ見つめてる
震える肩を包み 心が溢れ出すよ
壁ドンひとつで誓う 溺愛は止められぬ
さやを外した侍 命を君に捧ぐ
彼は海から私を見ると顔を赤らめていた。そのまま波に飲み込まれて私は海へとダイブする。
— 候 (@EJa6wt2MTL92736) September 27, 2025
カナヅチだって。
プールすらも泳げない、と言っていたのに。
「どうしてあなたは私の前でむちゃをするの」
そんな彼の壁という胸に力強くドンッと心臓マッサージをする。
でも、そんなあなたが好きだから。
音が出るように壁に手を叩きつけ話しかける。「お前さ、俺のことどう思ってんの?」少しの沈黙があり、か細い声で返事がある。「どう、って?」と煮え切らない。俺は部屋を飛び出し隣人宅のドアを叩く。「壁が薄いんだから静かにしろ。いくら言っても騒いで、俺のことなめてるの?って聞いてんだよ!」
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) September 27, 2025
#みんなで140字小説
— きーちゃん (@ARASHObelieve) September 27, 2025
文化祭にて行う演劇での衣装。
OL設定なので、紺地の花柄のスカートに、ボディーラインを強調するラベンダーの薄手ニット。
トレンチコートを羽織る前に、主役の麗眞に、腕を引かれて、壁に押し付けられた。
『椎菜、可愛い。後で覚悟しとけよ」
近づく麗眞の顔に、心臓が跳ねた。
#みんなで140字小説
— 亞月こも (@aduki_komo) September 27, 2025
「なんで僕を避けるの?」
婚約者になったフォンから壁際で手をつかれた。
「避けてなんか……」
「今も目を逸らしたじゃない」
「顔を見るとドキドキするしニヤけちゃうしで普通にしていられないのですわ……」
顎クイで視線を重ねられる。
「僕を見て、その顔を見せて?」
「好きすぎて夢に出てきたよ」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) September 29, 2025
「その程度ならまだまださ。本当に好きなら夜も寝れんよ」
「いやいや真に好きなら溺れたみたいに息もできねえよ」
<好き>とはかくも苦しい物かと三人の非リア充が歌う。
『夢に見るよじゃ惚れよが薄い 真に惚れたら眠られぬ あの子に溺れ息が苦しい 一人で泳ぐ 愛の海』
彼は私を溺愛している。私がテレビに出てきた推しに歓声をあげると、彼は壁をドンと叩いて「俺のことどう思ってんの?」って。嫉妬深さも魅力的。「どう、って?」当然愛してる。少しして玄関のドアを叩く音。「俺のことなめてるの?」の声。初めて会える。ついにスタンガンと縄の出番だ。帰さないよ。
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) September 29, 2025
「今にも溺れてしまいそうよ……」
— 三屋城衣智子@WEB小説・裁縫・絵 (@Popkonurikabe) October 1, 2025
あなたが言った。
僕もだよ、そう答えたけど伝わったかな。
歪む唇に頬が緩む。
愛してるよ。
好きだよってどれだけ言っただろう。
静かに吐息を沈めていく。
水面に散る髪が、やがてするりとなくなって。
揺蕩うあなたを僕も追う。
「さよなら世界」
好きだよ。


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