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今回のお題は @StarOwl16 さんが決めました。
あの祠を壊したのか?
— 狭霧 由貴 (@sagiri_yukinko) January 23, 2026
いや、俺は別に構いやしねぇけどよ……お前さん達いい死に方しねぇぜ?
あの祠にゃ、沢山の魂が眠ってた。
それをお前さん達は無遠慮に起こしたんだ……いや、俺は別に気にしちゃあいねえけど許せねぇって言うやつも居るもんでな。
ほら、お前の後ろにいる奴とか。
ご愁傷さん。
みんな私を置いていく。
— 狭霧 由貴 (@sagiri_yukinko) January 23, 2026
仲良くしてた友人も気前のいいパン屋のおじさんも、誰もが私を置いていく。
お前は変わらないね、そう言って皆しわくちゃの手で私の頭を撫でて静かにいってしまうの。
彼等が残した子供達もその子供達もみんな私の頭を撫でて空に行ってしまうの。
人の命は短いけど……美しい。
駅前繁華街をあなたと歩く。一棟の雑居ビルがぽつんと時代に取り残されている。《宵街エルフ》。その古いネオンの看板に小さなあなたは隠れていた。わたしが「みいつけた」と言って後ろからぽんっと頭を叩くと、あなたは隣でひとしきり驚いてから「ずっと待ってたんだ」と言ってわたしの肩を抱くのだ。
— 花明 #140字小説 (@OKR2ZDzHSZ980) January 23, 2026
お前あの祠壊したんか!?触っただけ?ほな壊してないんか。けったいな顔しよって、紛らわし……え、縄から垂れた白い紙が破れた?そりゃ紙垂か、壊したんか!?裏にびっしり字が書いてある?ほな紙垂ちゃうか。直そうとしたら屋根が崩れて中から紙の束が大量に?古紙幣?お前……なにを壊したんや?
— 掃き溜めに鶴 (@hakidamenoturu) January 23, 2026
近所に住むエルフは語る。私も長生きしてるからね。昔は知恵袋として重宝されたもんさ。けど近頃は検索だAIだ本だと、誰でも簡単に知識を得られるようになった。おかげで年長者というだけでは尊敬されなくなり、肩身が狭いよ。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) January 23, 2026
漢字が伝来する前だったら私も偉そうな顔をできたのにね。
「お前あの祠壊したんか」
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) January 23, 2026
そう言いながら社から現れたのは巫女姿の少女だった。尖った耳、透き通った白い膚、静かな碧い瞳。エルフ、としか言いようのないその少女は、溜め息を吐きながら肩を竦めた。「あれは封印なんじゃ。この世界とあっちの世界を混ぜないための。それを壊したということは……」
余所者が間違って祠へ行かないよう注意し続けて半世紀。n木の爺さんが倒れた。これからは施設の世話になると言う。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) January 23, 2026
とうとう過疎の村から人がいなくなった。そもそもあんなハザードマップで真っ赤な場所に住むのがおかしいんだ。そして大雨の年にニュースが入る。
「あの村、崩落でなくなったんか」
「お前あの祠壊したんか」
— しとえ✨きらめき文庫 (@sitoe140) January 23, 2026
「ええ、ですが残念ながら邪神様は封印されておりませんでした」
「仕方がない、次のに行こう」
2匹の魔物が邪神復活のために国中の祠を壊しまわっていた。
2匹は知るよしもない、祠など存在せず邪神はとっくに消滅していることを。#みんなで140字小説 https://t.co/TrMZs2PW9M
「お前あの祠壊したんか」とあなたは言うけれど、それは本当に祠なの?偶然あった岩に意味を見出して祠にしただけでしょう?人間は私達エルフにも意味を求める。酔狂だね。意味は生きていれば自然と生まれるものさ。君は花と同じだ。まずは腐らず咲かせてごらん。みんな、最初はきれいな命なのだから。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) January 24, 2026
#みんなで140字小説
— りねん翠📚人形姫と獣の執事書籍化 (@sui_rinen) January 25, 2026
「お前あの祠壊したんか」
「あの祠も壊したんか」
「ええっ、奥の祠も壊したんか」
「祠、もう残ってないんじゃないか?」
「なにもそんな一遍に」
ついに我が因習村にもメガソーラーの建設ラッシュが……
「僕が、エルフだったらよかったのに」
— 槙野 光 (@HUKjkWUy0n34092) January 25, 2026
分厚いガラスに重ねた僕の手は、皺だらけだ。でも、ガラス越しに眠るきみの姿は、美しいまま。
不治の病に罹ったきみの時を止めて半世紀、やっと治療薬が見つかった。でも――。
「……きみを、愛しているよ」
きみが目を覚ました時、僕はもう、いないだろう。
「お前あの祠壊したんか」驚く村長に男は答えた。「は?悪い?」村長は相好を崩す。「ありがとう。この村は救われた。あの祠は勇者にしか壊せないと言われておったんじゃ」祠が壊れたと知り村は総出でお祭り騒ぎとなる。「あの祠を壊すとはほんと勇者だよ」村人は呟く。「壊した人は必ず狂い死ぬのに」
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) January 26, 2026
「素人質問で恐縮ですが」彼の発言に会場中がざわつく。彼の存在は初めから目立っていた。「千年前、人々は魔物に怯えて暮らしていたとおっしゃったが……」発表者は天を仰ぐ。「素人でも実際そこにいたんなら、そっちが正しいだろ。むしろこっちが質問したいよ」考古学者はエルフの質問に独りごちた。
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) January 27, 2026
誰よりも美しくなるため、私をエルフにしろと妖精に頼んだ。なのに妖精は「美は相対的なもの」と高説を垂れて喧しい。このグズ。私は強引にエルフ化し、鏡に映る自分に酔う。だが、迎えにきたエルフは息を呑むほど美しかった。私とは比べるまでもない。愕然とする私の耳元で、妖精が声を上げてわらう。
— 掃き溜めに鶴 (@hakidamenoturu) January 27, 2026
俺、子どもん時に祠壊したことあるんだけど「お前あの祠壊したんか」と小学校で6年馬鹿にされ「私の祠壊したよね」と中学校で3年馬鹿にされ「祠壊した責任とれる?」と高校でも3年馬鹿にされ、未だに「私が"祠壊した人と両思いになれるおまじない"をしてたの知ってたでしょ」と夕食の時馬鹿にされる。
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) January 28, 2026
「お前あの祠壊したんか」と憤る村長。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) January 29, 2026
「リフォームしただけです」と青年。
「白と黒の石壁でシックな外観、大きな窓で自然光を取り込み開放感を演出。シャープな屋根でモダンな雰囲気を醸しつつ木製扉を使うことで都会的なデザインの中に温もりを感じる祠を仕上げました」
「何ということでしょう!」


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