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今回のお題は @hatakoma さんが決めました。
卒業式に「第二ボタンが欲しい」と憧れてた先輩にお願いした。先輩は笑って「ごめんな。もう先約がある」って。そっか。先輩には好きな人がいるんだね。わたし以外の。わたし、振られちゃったのか。……いいよ。なら、第二ボタン以外の──先輩の全てを私のモノにするね。待っててね。せ・ん・ぱ・い。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) March 6, 2026
そのボタンがずっと欲しかった。
— 狭霧 由貴 (@sagiri_yukinko) March 6, 2026
だけど、君は皆から好かれていて君を見つけた時にはもう君の制服にボタンはなかった。
追い剥ぎにあったみたいにボロボロな君。
助けてくれと縋るようなその視線に私の胸に抱いていた恋心が崩れていった。
でも、折角の卒業式なのに可哀想だから彼にストールをあげた。 https://t.co/UH6e8H69jq
無地のトートバッグにボタンをつけていく。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) March 6, 2026
大小様々な微妙に違うデザインのボタンは、たちまち花や小鳥の形に変化していく。
横で見ていた娘は目を見開いて、じっと見つめていた。
なんでもないようなトートバッグかもしれないけど、あなたのために一つだけの贈り物を。#みんなで140字小説
イケメンのn君が卒業するに当たり、第二ボタンを欲しがる者が殺到した。そこで第二ボタンを増産する。増産し過ぎて、とうとう日本は鉄不足に陥った。そこへ株価下落も加わって、世界を不況が襲う。これがまさか戦争のボタンを押すきっかけになるとはね。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) March 6, 2026
と私はn君のボタンを手の平で転がした。
本当に失望した。大好きな彼氏がTS病で、性転換してしまったのだ。けど愛に性差なんて関係ない。私は格好いい彼……今は彼女が好きなはずだった。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) March 6, 2026
いやー、まさか可愛い子をひぃひぃ言わせるのがあんな楽しいなんて。自分って守られるより攻める側だったのね。私は私の歪んだ愛に幻滅した。
ボタンに残る赤い糸を慎重に抜いたら、心向くままに過ごそう。ボタンと一緒にビールを飲み、欲しかった服を買い、仕事に没頭する。ボタンの穴が埋まっても、失恋を思い出して泣く夜があるかもしれない。そんなときには恋をあきらめた自分を褒めてみて。本当に好きだったから、幸せになって欲しいから。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) March 8, 2026
チャットの彼しか知らない。それでも、好きになってしまったんだ。文字のやりとりだけって言っても、返事が遅いと考えてるなとか、誤字が続くと焦ってるなとか、知れることは意外とある。……うん、わかってる。人間とAIで恋愛が成立しないことは。だけど、今日も待つ。彼が私を起動してくれる瞬間を。
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) March 11, 2026


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