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「悪魔の果実を食べて、輪ゴムの力を持つ輪ゴムゴム人間になっちまった」
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 5, 2026
「はいアウト」
「待ってくれ、輪ゴムゴム人間といっても体が輪ゴムになったわけじゃない。輪ゴムを発射する時の残弾が無限になっただけなんだ」
「なあんだ」
「使える技は輪ゴムゴムのピストルにガトリング」
「はいアウト」
輪ゴムの中に幽霊を見た。退勤後、新しいアパートで荷解きしていたとき。ラップ音、浮かび上がるノートや食器。何かいる。とっさに輪ゴムをかざすと、丸の中に居た。目が合うと驚いて隠れた。隠れなくていいよ。遊びたいだけだろう。輪ゴムの中に指を通し、幽霊に触れる。今夜は踊ろう、幽霊と一緒に。
— おおらり (@cupofcoffee0818) June 5, 2026
妻は亡くなった後も幽霊になったような気がしている。物静かな女性だったが、いるなら祟りや怪奇現象の一つも起こしてくれて構わないのに。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 5, 2026
と一人の食事中。目線は新聞に落ちたまま、手探りだけで醤油を取ろうとして
ことり、と何かの動いた音が聞こえた。手の中には醤油瓶。手渡してくれたのか。
午前0時。帰宅するとカーテンが開けっぱなしの窓際に座る。同居人がポルターガイストで缶ビールの蓋を開けてくれた。君は優しい。窓から眺める満月の輪郭は、伸びた輪ゴムのようにあやふやで頼りない。私は泣いている。飲み下したビールは苦くてしょっぱくて弱い者の味がした。がんばった。偉いぞ私。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) June 5, 2026
突然戸がバタバタ動き、電気がチカチカ点滅。揺れてはいないから地震ではない。
— たれ #140字小説 (@yamakawa980) June 5, 2026
そういえば引っ越したばかりのこの部屋は家賃が不自然に安かった。
「ま、まさかポルターガイスト!?」
思わず声を出すと、「そうですよ」と何処からか声が聞こえた。その声は何だか優しくて、僕は少しほっとしたのだ。
#みんなで140字小説
— アキラ (@monokakisa) June 5, 2026
小学生の頃だ。クラスで孤立し、心を閉ざしていた俺……千夜保《せんやたもつ》は、ある日、寂しさを紛らわせて作った輪ゴム鉄砲を、ついクラスメートに向かって撃ってしまった。
「痛っ!」
驚く相手。
「先生! 千夜くんが輪ゴム鉄砲を撃ってきます!」…
あの人が亡くなってから、不思議なことが起こるようになった。カーテンが揺れたり、インターホンが鳴ったり、電気が点いたり……。
— さくま🐾アマチュア小説家(140字も) (@Sakuma_o3o_) June 6, 2026
今日はペンが落ちていた。
「何か伝えたいんじゃないの?」
そう呟くと、棚から本が落ちた。
本のタイトルは『ついてきて』
それを最後にポルターガイストは終わった。
友人と宅飲みしていたら、割箸を見て鉄砲を作ると言い出した。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) June 6, 2026
求められるまま輪ゴムとカッターを渡すと、酔ってるとは思えない勢いで割箸鉄砲を作り上げていく。
器用に輪ゴムを巻き付けて、あっという間に完成。
「これ得意だったんだ」
と懐かしそうな友人と乾杯。#みんなで140字小説
呪いの輪ゴム。手にした者は呪われる。たかが輪ゴムの呪いと侮ってはいけない。長く持つほど呪いは強まる。大抵輪ゴムは何かを束ねて放置しておくから気づいた時には手遅れなのだ。
— たれ #140字小説 (@yamakawa980) June 6, 2026
見た目では区別がつかないから知らずに呪われている人もいる。調子が悪い時は輪ゴムを捨ててみるといいかもしれない。
「あ、切れた」急に頭に手をやったあの子の髪がぱさり。「ちょっとそれ貸して」わたしのお弁当のフタ抑えていた輪ゴムがひらり。「それ、絶対とるとき痛いよ」「いいのいいの」そう言ってポニーテールのきみ、真昼の中庭。 #みんなで140字小説
— コウ✍恋パレ委託参加 (@thaumazein_zin) June 8, 2026
新しく私のアパートに人が引っ越してきた。
— しとえ✨きらめき文庫 (@sitoe140) June 8, 2026
冗談じゃない!一刻も早く追い出してやる。
ポルターガイストを次々と起こして追い出そうとすると、
「ちょうど良かった!ベッドはもうちょっと右に動かして」
なんて家具の移動を手伝わされた。
幽霊を怖がらない人間を追い出す方法ありますか?
#みんなで140字小説
— しとえ✨きらめき文庫 (@sitoe140) June 8, 2026
『無限輪ゴム』
輪ゴムって使い終わったら 箱に戻す 派ですか?それとも捨てる派ですか?
箱に戻す派の人は多分 永遠になくならないと思うんですが……😅
私です。
僕らは似た者同士。引っ込み思案の人見知り。教室の隅で二人きり。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) June 10, 2026
「兄ちゃんに教えてもらったんだ」
バックスピンで自分の所に戻ってくる輪ゴム飛ばしを教えてあげた。
習得した彼はその輪ゴム飛ばしを級友に披露して、もう二度と僕の所には戻ってこなかった。
僕と輪ゴムだけが置き去りの休み時間。
家具が宙を舞う中、彼女は言う。「ポルターガイストとテレキネシス。どっちだったら怖い?私はね、饅頭が一番怖い」「この状況でふざける君が一番怖いよ」彼女は頬を赤らめる。「違う!饅頭怖い的な意味じゃなくて!」なんてやりとりをしていたら静かになっていた。霊の仕業だったか。昇天したらしい。
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) June 11, 2026


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