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今回のお題は @Popkonurikabe さんが決めました。
#みんなで140字小説
— トルバドール甚右衛門 (@toruba_jin) December 12, 2025
仕事納めが近くなると、往々にして仕事場には怪力乱神が生じる。
従業員はその存在が回収して顕現させた、忘れかけていた仕事、年末締切の霊に憑かれた業務、提出物のカルマに取り組む。
それら妄念にも似た現象を片づけ、忘れ去る儀式を、人は忘念会……もとい忘年会と呼ぶ。
「私のエンジェルナンバー、教えて上げましょうか?」忘年会で後輩にそう囁かれた。「5、です。新しい出会いとか、良い変化のしるし」「ふうん」「先輩は何ですか?」「知らない」「じゃあ、先輩は2です。もうすぐ明るい未来がくる数字」「どうしてわかるの?」「だって……私が今から、告白するから」
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) December 12, 2025
会社の忘年会が終わった帰りのタクシー。それにしても、たらふく食べて、さんざん飲まされた。さすがに数値が不安になってくる。だけど断れないし。この次はクリスマスも待っている。忘年会なんだから、こんなこと忘れさせてくれ。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) December 12, 2025
仕方ない。新年会が終わってから頑張るとしよう。
エンジェルナンバーの数字が良くても残業は減らないし、全員参加の忘年会は気を遣いすぎて疲れる。「明日はきっと良いことがある」と思っても、変わらず嫌な出来事が目についたりする。それでも昨日と今日は違う日で少しずつ前に進んでいるから、きっと大丈夫。十分頑張ってるよ。休みながら行こうぜ。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) December 12, 2025
本当は駄目なんだろうけど。娘が生まれて浮かれた私は、色んなパスワードを片端から娘の誕生日に設定した。以来、娘の誕生日だけは忘れたことがない。私のエンジェルナンバー。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) December 12, 2025
ああ、だから決して忘れるものか。今や娘が本当に天国の住人になったとしても。私の周囲にこの番号が溢れている。
妻が勝手に俺のスマホを見たらしい。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) December 13, 2025
「あの写真は何!?」
『見たのか…バレちまったな』
「ふん!パスコードの時点でバレバレよ」
パスコードは俺のエンジェルナンバー。つまり俺の天使(妻)の誕生日。
「フォルダに私の写真だけってどんだけ好きなのよ///」
結婚しても超大好きなのがバレて恥ずかしい。
少年が道端で一枚のコインを拾った。見覚えのない建造物に文字列。「10」の二字だけは読める。きっと異国の硬貨だ。裏返し、初めて少年はその真の価値に気づく。高揚。これは神様が僕にくれたギフトなのだ。少年は迷うことなくシャツの胸ポケットにコインを収める。主よ、と言って体前で十字を切る。
— 花明 #140字小説 (@OKR2ZDzHSZ980) December 13, 2025
「エンジェルナンバー」とは、身の回りに現れ続ける運命の数字だそうだ。
— りねん翠📚人形姫と獣の執事書籍化 (@sui_rinen) December 14, 2025
半信半疑のまま出かけた朝、時計は11:11。電車に間に合い、雨にも降られず、帰りに小さな親切をもらった。コンビニ会計も1111円。
全部偶然でしょうけども。でも今日は、天使とかのせいにしておきましょう。#みんなで140字小説
「今日はパパたち忘年会なんだって!」
— しとえ✨童話作家志望 (@sitoe140) December 14, 2025
ママはそう言うと冷蔵庫からケーキを出した。
「パパだけずる」いよね。私たちも忘年会しましょうね!
「やったー!」
ところでぼーねん会って何だろう?
まあいいや、ケーキが食べれるんだもん!
晩御飯でお腹いっぱいだけど美味しい!#みんなで140字小説 https://t.co/WaySH5m5es
俳句仲間が忘年会に誘ってくれた。
— しとえ✨童話作家志望 (@sitoe140) December 14, 2025
酒が飲める! と浮かれていったら……みんな 短冊片手に筆を持って神妙な面持ち。
え?……もしかして、忘年会じゃなくて年忘れの会?
和歌を詠むほう?#みんなで140字小説
『本来の意味での忘年会』
人付き合いは苦手だけれど、異動したてで迷惑もかけているから、忘年会には出席しておこう。そう思ったものの、やっぱり碌に会話に入れない。愛想笑いをして、たまに話を振られれば一生懸命答えてみせた。でも関心がないことが空気で伝わる。帰り、やけに体が震えるのは寒さのせいだと、家まで走った。
— はむ@140字小説 (@monokaki_Hamu) December 14, 2025
会社の忘年会。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) December 15, 2025
「今年は散々でした……」と落ち込む部下。
『お前みたいな奴のために忘年会っていうのはあるんだ。酒を飲んで、今年の嫌な事全部忘れて、また来年頑張ればいいんだよ』
部長の話を聞いた部下は、酒を一気に飲み干して言った。
「お前誰だっけ?」
部長の言葉通り、嫌な事は全部忘れた。
「夜は一日お疲れ様と晩酌をして、週末は華金で友達と飲みに行き、月末は忙しいので大人しくしているけど、年の暮れは忘年会だと職場のみんなで大騒ぎする。じゃあ、やるべきはみんなで集まっての飲み会じゃない?」「うーん。『最後の晩餐に何を選ぶ?』って質問にそういう答えは期待していないなあ」
— 140字小説 作:げゐむすきお (@gamesukio_140) December 18, 2025


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