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今回のお題は @uiharu_saten さんが決めました。
闇夜に剣撃の光が閃く。黒衣の男が二人。両人共が乱波であった。得物は反りの浅い忍者刀。打ち鳴らす事百合余り。技量は互角。勝負は一瞬の隙で決する。膝をついたのは何方が先だったか。血反吐を散蒔いて片方が倒れる。残りの一人も刹那瞠目して倒れ。後には何も残らない。それが、忍びの戦で有った。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) February 20, 2026
その一粒は忍者のように、あっという間に白で隠してしまう。触れると日本刀のように冷たくじんわりと痛む。それでも私は空を見上げ、吐く息の白さの向こうに願いが届くように両手を伸ばす。そろそろ冬はお終いですね。そちらはどうですか。私はあまり泣かなくなりました。まだ、強がっても良いですか。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) February 20, 2026
外国から来た我が社の客を迎える。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) February 20, 2026
「忍者はどこにいますか?」
お決まりの日本ジョーク。タクシー内は和やかな空気になる。
「忍者は悪を裁くため、常に隠れていますから」
「ハハハ、ナイスジョーク」
「例えば貴様のような外道をな」
煌めく白刃。銃声。血しぶき。悲鳴、そして
「成敗!」
殿の命で日本一の名刀を打つことになった。日本一だから、もちろん折れない、毀れない。どれだけ使っても斬れるに決まっている。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) February 20, 2026
だがそんなこと、どうすれば分かるのか。それを試すため数多の民を斬った。結果残った、最も斬れる刀。
気づけば名刀ではなく、妖刀と呼ばれるようになっていた。
主様を守る為に私は主様を欺く。
— 狭霧 由貴 (@sagiri_yukinko) February 21, 2026
忍の命など有ってないようなもの。
しかし、あの方は私に名を与え人としての幸せを教えて下さった。
だから、あの方の為に私は命を捨てる。
主様の怨敵である城主の元で多くの情報を集め、主様側に流し続ける。
憎々しげに私を見る主様よ…どうか真実を知りなさるな。 https://t.co/jlyLzjbudT
「いいか、日本刀は武士の魂だ」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) February 23, 2026
日本刀を誇らしげに語る歴史好きの父。
「男なら武士のように生きるんだ」と言う父に「刀なんてウチにないでしょ」と台所にいた母が愚痴る。
「日本刀どころか包丁で野菜を切った事もないくせに」
バツ悪そうに父が忍者のようにドロンする。母の言葉は刀よりも切れる。
若侍が尋ねる。「師を斬ったのは貴殿か。真なら…」言い切る前に、「いかにも」と返される。
— スワロー茶 (@swallowcha) February 25, 2026
「あの日から、お主の師が狂うばかりの顔で斬りに来るのだ、夢のなかで。」
そう答えると、老人は腰のものを土へ刺し、もう侍は止めると残して去った。刺した場所は斬った男の最期の地。


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