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夕日の差し込む、放課後の教室。埃がきらきら光る中、戸惑いがちに君は……。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) April 3, 2026
「よっしゃ、今回も良い画が撮れた。ヒット間違いなし!」
「よっ、エモい映画を撮らせたら監督日本一!」
「よせやい、これも皆のお陰さ。我ら夕日を撮る職人よ」
「埃ならぬプライドが輝かしいですなあ」
旧校舎に肝試しに行ったら、光る埃を見つけた。「それは『ケサランパサラン』だな」オカ研の部長は一瞥するなりそう言った。桐箱に入れて白粉を与えると増えるとか。「そいつを増やすと幸運が訪れる」部長は言うけど、こいつを見つけてから何だか肩が重いし、目が霞む。本当にケサランパサランなのか?
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) April 3, 2026
小学校には、旧校舎の怪談がある。いわく、夜に人魂を見た。人さらいに連れて行かれる。誰もいないのにピアノの音がする。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) April 3, 2026
どれも誰もが知っている噂ばかり。なのに全校生徒の誰一人として旧校舎の場所を知らない。
そうして旧校舎の怪談は僕が中学生になった今も、ずっと残っているのだろう。
取り壊されると知り、お気に入りの場所を歩きまわった。踊り場のステンドグラスを、階段に座りいつまでも眺めていた。淡い色のやわらかな光のなかに、埃が舞っていた。随分たってからネットで写真を見た。旧校舎から新校舎に移設したそうだ。今も、あの淡い光のなかを駆ける、制服の女の子たちがいる。
— おおらり (@cupofcoffee0818) April 3, 2026
硬い床に寝転がり、窓から差し込む日差しに光る埃を眺める。幼い呼び声。足音。煌めく埃の一つ一つに今でもそれを見ることができる。重機の音。壁の崩れ落ちる音。役目を終えた旧校舎は今、最期の音を聞く。床板を軋ませながら思うのだ。私の中を代謝するように巡り旅立っていった子供たちのことを。
— 遠宮にけ🐾nilce (@nilce_Ra) April 6, 2026
旧校舎で先生や生徒がどのように過ごしていたのか、今となっては知る由もない。見えないけれど、ここには人のいた歴史と時間が横たわっている。笑い声が聞こえて振り返った。廊下では木漏れ日が静かにきらめいている。日差しに照らされて光る埃は、桜の花びらのようにも降り積もる雪のようにも見えた。
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) April 6, 2026
旧校舎に幽霊が居る。
— 狭霧 由貴 (@sagiri_yukinko) April 6, 2026
そんな噂話を鼻で笑いながら私は旧校舎の2年4組の教室に文化祭で使う道具を取りに来た。
森の中にあるのに採光が取れていてとても心地良い。
歩く度に舞い上がる埃でさえも光を受けてキラキラと輝き、古い木造の校舎というだけなのに倉庫扱いかぁ、と少し物悲しくなるのだった。 https://t.co/fXJIvVri05
旧校舎には幽霊が出るらしい。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) April 8, 2026
肝試しに行くと、音楽室からピアノの音が。
恐る恐る音楽室を覗くと、汗をかきながらピアノを演奏する幽霊が。
「う~ん、やっぱり最近誰にも聞いてもらってないから腕が鈍ってるなぁ」
聴衆がいないと幽霊も腕が鈍るらしい。
可哀想になり、心の中だけで拍手を送った。 https://t.co/WXJ4HnENf8


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