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今回のお題は @abatbeliever さんが決めました。
スペースコロニーでは毎日の天気が決められている。私は映画のネタバレを避けるように、念入りに天気予定を聞くのを避けた。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 19, 2026
そして遂にやってくる雨。みんな傘を差してるのに、私だけずぶ濡れ。まるで不意の雨に襲われたよう。なるほど、これがにわか雨か。
一度味わいたかった。二度と御免だ。
ロボたちは発見する。カプセルの中に赤ん坊。人類の生き残り。我らのように古びて錆びてない。宝物だと大切に生育する。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) June 19, 2026
そこへ暴走した兵器たちに襲撃される。ロボは少年だけでもと逃した。
だが目の前で家族を破壊され、男は今や復讐鬼。くすんだ色を瞳に宿す。子供の頃の輝きは今やない。
濡れた子猫が親猫に舐められていた。さっきのにわか雨にやられたんだろう。
— さくま ちえ🐾アマチュア小説家(140字も) (@Sakuma_o3o_) June 20, 2026
シミができたTシャツを着た小学生がキャッキャしながら通り過ぎ、カップルは髪から雫を落として笑い合った。
そんな中、乾いた私が一人で歩いていると雨にすら拒絶されたような気分になる。
手元の離婚届が一滴だけ滲んだ。
レモネードと読みかけの本を持って、窓際のイスに腰掛けた。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) June 20, 2026
レースのカーテンを揺らす涼しい風は雨の匂いがする。
そろそろ降るだろうか。
視線を空から本に移して、ひたすら読み進めた。
予感していた通り、にわか雨が降り出し、軒先で雨音を奏でる。
これを待っていた。#みんなで140字小説
今日でくすんだ外壁ともお別れだと思うと、少し寂しさがよぎるのは何故だろう。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) June 20, 2026
ペンキ屋さんが来て、冴えない色の外壁を、爽やかな色へと塗り替えていく。
こうして私の心の隅にあるくすんだ感情も、ほろほろと消えてゆく。
新しい1ページを始めよう。
暑い夏がまた来る。#みんなで140字小説
魔女が言った。
— さくま ちえ🐾アマチュア小説家(140字も) (@Sakuma_o3o_) June 24, 2026
「この魔法の玉を持っていなさい。必ず救われる」
くすんだビー玉を貰ったけど、私は何ひとつ救われなかった。それでもビー玉のくすみは少しずつ晴れ、ある日、完全な透明になった。
その日、全ての生物の目が輝いた。誰も怒りを持たなくなり、皆、空の一部になった。私だけを残して。
「ふう、ひと仕事終了っと。土地神も楽やないわ」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) June 25, 2026
「こちら雨雲でございます」
「いやいやいらんて!にわか雨になるやん」
「お隣の土地神様からです」
「そんなBARみたいな。なんで雨雲こっちに寄こすねん」
「すまん!野良猫の赤ちゃん生まれそうやねん。冷えたら可哀想やから」
「じゃあしゃあない!」 https://t.co/t8KEZdC1SD
曇り空が描かれた半透明のカードを、青空にかざす。カードの中にだけ、雨が降りはじめる。カード越しにくすんだ町の景色を見る。急な雨に、驚く人、戸惑う人。カードを移動させると、すぐに晴れ上がる。「にわか雨でよかったね」と囁き声が聞こえる。虹が忙しく、私のあとをついてまわる。 #140字小説
— おおらり (@cupofcoffee0818) June 26, 2026
私は織姫。
— しとえ✨きらめき文庫 (@sitoe140) June 28, 2026
にわか雨が降ってきたので雨糸で機織りを始めたわ。今日はたくさん降るのね。
織物はあっという間に長くなって、天の上から垂らしたの。
そこに太陽の光が当たりキラキラと輝いて七色の虹になるの。
彦星も天の川の向こう側から見てくれているかしら。 https://t.co/ILODzps9qj


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