2025/07/18のお題
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ふうわりとエプロンの裾を翻して、彼女は夏草の蔓延る庭に降り立った。10時前の日差しは、既にじりじりと膚を焼く。右手に草刈り機、左手には箒。優雅なピナフォア姿に似つかわしくない、古風な菅笠と長靴を装備した彼女は、箒の柄でくいっと眼鏡を押し上げた。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) July 18, 2025
「これより、除草任務を開始します!」
登校中に暑いからと、お母さんに日傘を買ってもらった。可愛い模様でお気に入り。そこに自慢しいのn美ちゃんが現れた。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) July 18, 2025
「日傘なんて時代遅れ。今の最新流行は笠よ! 私の笠なんて高級手作りで高価なんだから!」
と三度笠を見せびらかす。金持ちの家に生まれたのを笠に着て、嫌なやつ!
竹の葉がさやさやと時を編む午後、少女は薄藍のピナフォアに風をまとい、編み笠の影にまなざしを隠す。
— 早見 羽流@創作用アカウント (@uiharu_saten) July 18, 2025
小径にひとり、雫の名残を踏みしめるたび、静けさが深まる。
やがて笠を傾けた旅人がすれ違いざまに立ち止まり、目だけで問いかける。
少女は微かに笑み、風がふたりの間をそっとすり抜けた。
きみはピナフォアの裾をわずかにたくし上げて「おいで」と言った。スカートは笠になる。薄布の内側には、宇宙の真理が、人間の争いが、この世のすべてがあるのに、きみの姿は見つからない。おめでとう、人間を卒業したんだね。でも、もうきみに会えないね。なぜかとても悲しくて、ぼくは少しだけ泣いた
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) July 18, 2025
#みんなで140字小説
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) July 18, 2025
水色のワンピースにピナフォアを身に着けた幼い少女が、自分より背の高い向日葵を見上げている。
ぴょんぴょん跳ねながら、てっぺんに触れようと頑張る。
「とどかないなー。おおきいなー、ひまわり。いつか、ひまわりくらい、おおきくなりたいなぁ」
少女は憧れを瞳に宿す。
オタクが父親になると、娘を着飾らせるものらしい。不思議の国のアリス風のエプロンドレスは気に入ってくれたようだ。可愛い可愛いとはしゃいで、公園を走り回る。それをこちらも写真を撮った。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) July 18, 2025
「おーい、こっち向いて~」
春風に揺れる娘は
ゆるふわのピナフォア。
娘のピアノの発表会が無事に終わり建物の隣にあったファストフード店に娘を連れて行った。
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) July 18, 2025
「ドレス脱ぎたくない」
と娘。
どうせこんな事になるだろうと私はピナフォアを持ってきていた。ピナフォア—つまり汚れよけのエプロンだが、それをつけた娘は
「アリスみたい」
と喜んだ。#みんなで140字小説
#みんなで140字小説
— チュウビー (@TueBee_TuePea) July 18, 2025
お題『ピナフォア』そして『笠』
タイトル『ピナ笠ガール推し節』
『笠』
— sitoe✨140字小説 (@sitoe140) July 18, 2025
じいちゃん家に昔の菅笠? が置いてある。
「すげー…時代劇でしか見たことない」
「何言ってるんだ現役だぞ」
そう言ってじいちゃんは笠をかぶった。
「ワークマンで買ってきたやつだ!」
なぜかドヤ顔のじいちゃん。
…え? マジで売ってんの?#みんなで140字小説
マジで売ってます(笑)
その瞬間は必然だった。
— Reddy HiZack (@redhizack) July 19, 2025
通りから社の境内を抜け、裏山に入るまでずっと纏わりついていた殺気は、ひと気のない竹林の狭間にさしかかるや、途端に尖った。
振り返りざまに腰のものに手をやると、曲者はすでに抜き身。
腰を落として踏み込み鯉口を切るが、彼奴は目の前。
曲者の黒塗り笠に鮮血が降った。
笠の形の伏籠の中に一羽の鶴を入れていたのが、何の拍子か籠目から長い首が突き出した。夜明けか晩か暗い時分、まるで亀(かめ)にも見えるその影は、飛ぼうにも脚をつるり滑らすばかりだったが、時にはふわり浮きもしたので、見た者は「神(かみ)の使い」と噂した。鴨(かも)の字源とも伝わる昔話。 https://t.co/WOU5EgcjwZ
— 花明 #140字小説 (@OKR2ZDzHSZ980) July 20, 2025
「調理実習でエプロン忘れた奴はこれ着せるぞ~」
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) July 20, 2025
担任の手にはフリフリのついたピナフォア。当日、運悪くエプロンを忘れた田中君。渋々ピナフォアを着て、照れ隠しに一言。
「あぅ、このようなお仕置きはお許し下さい。ご主人様///」
新たな扉が開く男子達。唐突に腐に目覚める女子達。ご満悦な担任。
真新しいエプロンドレスを纏った君は見せびらかすようにクルっと回ってニコッと笑った。
— 沙奈川⋈渉 (@syow_sanagawa) July 21, 2025
「アリスみたいだね」
「ピナフォアっていうんだって」
「今度の結婚式用かな?」
「うん、かわいい?」
「その服は誰でも可愛くするからなぁ」
「え〜、ひど〜い」
だって可愛いを重ねても仕方ないでしょ。
「ピナフォア?」
— Reddy HiZack (@redhizack) July 21, 2025
「外オペ用の修理マシンだ」
「ああ、船外作業補助機体ですか」
宇宙空間の作業では、スカート状の台座に全方位推進装置と作業アームが付いた機体を用い、操縦者は足から胸までを機体に入れ込む。
この見た目ががピナフォアエプロンに似ているのだ。
時代で指すものが変わる一例だ。
雪の日、道の端に並ぶ地蔵達が寒そうだったので編み笠をかぶせてあげた。次の日、家の前に金銀財宝が。まるで昔話の「笠地蔵」だ。Xで顛末を投稿すると「地蔵達クラファンしてたよ」と情報が。リンクを開くと[笠のお礼プロジェクト 目標百万円]。リターンは[閻魔様に天国口添え券]。先進的な地蔵達だ。
— 一ノ本奈生 (@ichinomotonao) July 21, 2025


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