2025/05/02のお題
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ボクの瞳は"魔性の瞳"として噂が流れている。
— 小森彩華@140字小説書き (@ja6O4Je8mL25687) May 9, 2025
どうやらボクに見つめられた異性は瞬く間にボクに魅了され、虜になってしまうらしい。
らしいというのは、ボク自身その自覚がないからだ。
全く、こんなボクの何がいいって言うんだろうね、みんなは?
そう思いつつボクの瞳は妖しく光、獲物を求める。
「アタシッテキレイ?」
— くろひつじ (@kurohituzi_nove) May 9, 2025
「すまない、俺は人間の見た目の美醜がよく分からないんだ。だが君が美しい人だというのは誰よりも知っている。例えば毎朝ゴミ掃除のボランティアをしているし、老人や子ども達にも優しい。何より、俺みたいな無愛想に毎日話しかけ」
「モウユルシテ…///」#みんなで140字小説
千年を生きた妖は神仙にも等しい力を得るという。今日出会った狐は自分を九百九十九歳だと言った。「お前を喰って儂は千歳の祝いとしよう」ニヤリと口許を吊り上げる狐。「私を食べても美味しくないと思うわ。だって、私……貴方と同類。それも、千と一年を生きた古狸だもの」私はのんびりと微笑んだ。
— 水野酒魚。/みずのさかな(血迷い人) (@t_sakena) May 9, 2025
子供の頃。面倒を見てくれた姉ちゃんは言っていた。夜遊びしているとお化けに攫われるよ。
— はまさん #140字小説を書いてます (@hamathunder) May 9, 2025
そんな俺もすっかり大人、数十年ぶりの帰郷。夜中の散歩と洒落込む。そこで出会った女性は間違いなく姉ちゃんだ。あの頃から年を取ってない?
ある曲の歌詞を思い出す。お化けは死なない、病気も何にもない。
「私、最近怖くて」
— Reddy HiZack (@redhizack) May 9, 2025
同じ課の後輩。国立大卒で、明るく落ち着きがあるが、元陽キャだなと見た目と振る舞いで分かる彼女が、俺にこそっと切り出した。
「フォロワーがストーカーに、か」
「はい。住所氏名と顔まで特定したんです」
「え、ちょ、待っ――」
「どうします?」
どうって、俺に選択肢あるの?
人間から抜け出す。緋色の鳥居をくぐれば、世にも奇妙な珍客と出店がずらり。宝石りんご飴、火の玉じゃがバター、妖怪型抜き。見知らぬ誰かの手を取り遊ぶ。一夜限りの有象無象と袖振り合うも多生の縁。さあ遊ぼう。窮屈な日常は蹴とばして、肉の体を脱ぎ捨てて。だって週末だもの。#みんなで140字小説
— 星#140字小説 (@hosi_hitotubu) May 9, 2025
しとしとと、遣らずの雨が降っている。いつ止むものかと見上げていれば、隣に駆け込む影ひとつ。傘なし仲間かと横目で窺い、和傘を被った子供の楽しげな目とかち合った。
— くゆら(´・Σ・`) (@kyr_trpg) May 9, 2025
「も少し待ってて」
提灯を揺らす童の向こうでは嬉しそうな狐の鳴き声。
嗚呼、これは長くなるぞ。嫁入り行列はしずしすと進む。
#みんなで140字小説
— 海山 里志_ノベルクリエイター_第四回くろひつじ大賞受賞 (@MiyamaSatoshi) May 9, 2025
使われなくなった道具には、神が宿り妖になるという。北の大地の山奥で、ひとりでに回るあの映写機が映し出すは、人々の思い出か、村の走馬灯か、はたまた映写機自身の記憶か。さあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。楽しい楽しい映画だよ。
#みんなで140字小説
— 天乃 月姫 (@shouseru1) May 9, 2025
雪女に出会った夜。
私は語りに語った。キャンプの食の良さを。
ゆえに、雪山から生還できた。
生還できたよりも大きい成果がある。
冷蔵・冷凍機能を得たことだ。
釣り魚の寄生虫予防に一旦凍らせたりが出来るのは大いに助かっている。
今や良きパートナーだ。
しずしず歩く花嫁と花婿の行列。取れ高と思いスマホを向けるが何も映らない。気づけば狐面の男達に囲まれており、「お前は誰か?」「ば、媒酌人?」何故か疑問調。「ならば、列に加わられよ」やばい。連れてかれる。違うのにしよう。「け、結婚詐欺師です」俺は列から放り出された。#みんなで140字小説
— あめだま@なろう (@morebetteronion) May 9, 2025
「カッパ〜、でてこ〜い!」
— 沙奈川⋈渉 (@syow_sanagawa) May 9, 2025
胡瓜を振り回しながら叫ぶ君。
橋の下で河童を見たって噂話に釣られた君に無理矢理連れてこられて、小一時間呼んだり歌ったり踊ったり。
「まぁこんなに騒がしくしたら逃げるよね」
「あ~あ、妖怪見てみたかったのになぁ」
妖精なら今目の前でぶんむくれてるんだけどね。
#みんなで140字小説
— 宗純@小説アカウント (@S8xml7gefA7RB56) May 9, 2025
夜になると不思議なことが起こる。散った桜が淡く光を伴ってまた咲くことも。
幽霊桜というらしい。花弁が終わった盛りを夢見ているからだとか。
夜半を過ぎ、星をも月光をしのぎ輝き誇る幽霊桜。
朝になると現実が晒される。緑が芽吹き、夏に向かう。次の春を想いながら。
朝日に照らされた校舎、一人佇む転校生。
— 田沼白雪 (@snowwhite_tnm) May 9, 2025
「おはよう」
と現れたのは親切そうな同い年位の生徒。
校内を巡り笑い合う内、すっかり打ち解けた。
そして連れてこられた教室。
そこにいたのは、妖怪達。
「ようこそ、僕らの教室へ」
生徒は歪んだ笑みを浮かべた。
もう逃げられない。#みんなで140字小説 https://t.co/n7MYCjsURP
仕事帰り、ふと見慣れぬ路地に入る。
— 豊名まど(TonaMado) (@darumathunder) May 9, 2025
どうしてそんな行動をしたのか今となっては分からない。
ほわりと光るランプの灯る喫茶店に入った。
客たちが一斉に値踏みするかのようにこちらを見た気がした。
猫目の店主に珈琲を頼み一杯だけ飲んで出た。
喫茶店はあの日以来見つからない。#みんなで140字小説
「七不思議あったっけ」
— 三屋城衣智子(ミヤギイチコ)@絵/web小説 (@Popkonurikabe) May 9, 2025
「音楽室ベートーベン、理科室ガイコツ、トイレ花子、お残し絶許給食おば、カツラ隠蔽校長、病んでる学年主任。……後なんだっけ」
「「パワハラ教頭」」
「あー」
「うちら霞むのどうなん」「お前もう透けてるだろ」
「そういや6-2の担任未遂ったんでしょ」
「「「怖っ」」」
熱を帯びた切れ長の目、悪戯っぽい微笑みに、すっかり心を奪われた。
— 山口 実徳『列車食堂』文芸社 (@minori_ymgchi) May 9, 2025
願い叶った祝言のあと、風に遊ぶ柳のように抱きしめられた。
君の目尻は吊り上がり、口は裂けて牙を剥く。
バクン!
私は、首から上を失った。
君に捧げた無償の愛は、残った胸に宿ったままか、それとも君の腹に収まったのか。
「昔からね、科学で説明できないことはぜんぶ妖怪のしわざってことになってたんだ」
— 早見 羽流@創作用アカウント (@uiharu_saten) May 9, 2025
「それで?」
「冷蔵庫からお姉ちゃんのプリンが消えたのは妖怪『プリン隠し』のしわざだよ」
「ふーん、なるほど。じゃあ私から弟が消えても妖怪『弟隠し』のしわざってことになるのか」
「まって、ごめんって!」
「昔は妖怪も妖精も同じ『妖』でくくられてたの。妖怪にだけ悪いイメージがついたのね。そもそも二文字とも『あやしい』って誹謗中傷でしょ」
— 翼宿 楓 (@suisei_comet_fu) May 9, 2025
友人がご立腹だ。どうやら妖怪という字面が気に入らないらしい。
「なんでそんなこと気にすんの?」
「両親が妖怪だから」
「あんたも妖怪じゃんそれ」
なぜ異界の者らは、人を誑かし、怖がらせ、異様な感情を孵化させていくのか
— ノノカツ♌️🎪🔥 (@NEXT_ZERO_ZERO) May 10, 2025
誰かの妄想だの、幻想の産物だの、ありもしない理由付けで混沌と激情を誘引している
全部人が作った道楽だから面白ければ良い?
違う
それだけでは説明できない異様さが、昔から存在している
つまり
人らが彼らを妖めている
#みんなで140字小説
— 🍥岫 音速🍥 (@shu_mach_) May 9, 2025
声が聞こえた。通りすがりに品定めする人達の声が。
僕は固い。柔らかくなれない。
だから嫌われて僕だけが取り残されていく。
僕だって好きであそこに居たんじゃない!
余り物の僕は類友と共にまとめられ、一括りにされて隅に追いやられる。
元は同じなんだよ!僕はパンの耳。
彼女は変わった。メイクでつり目にし陽気さを纏うようになり、一方で陽光を嫌うようになったのは白さを保つためか。陰では「女狐め」「泥棒ネコ!」と悪評も立っているらしい。
— 緒田満月 (@oda_maki0409) May 10, 2025
不思議に思い、雲が空に半溶する日に声をかけた。
「私?」「うん」「何かようかい?」
目を奪われるような美しさだった。
#みんなで140字小説
— 候 (@EJa6wt2MTL92736) May 11, 2025
僕は君が大好きだ。
僕が君に魅せるまなざしや、君の右手に触れている手は妖艶の亡霊のように、君に映るんだろうか。
君は僕にどんな想いでいるんだろう。
あでやかな夏の花火も、その光に照らされる僕も、無言でいる君の瞳に妖怪として映るんだろうか。
あぁ、幻妖な君が恋しい。 https://t.co/btmB2qawx1
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— 言ノ葉 琴音 (@unknown_kotone) May 14, 2025
#140字小説 pic.twitter.com/qNLZarC8Ac
#みんなで140字小説
— チュウビー (@TueBee_TuePea) May 16, 2025
タグが抜けてたので再ポストします💦
お題『妖』
『YO!あやかしとカーニバル』
夜、街角に音が跳ねる。太鼓、ラップ、光の渦。人混みに紛れて、角の生えた少女がウィンクした。君も踊る? 戸惑う間もなく手を引かれ、夢の一夜が始まった。気づけば僕の影も、角が生えていた。



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